霧島ビーチパークのこれから
Sep 24,2021
霧島ファクトリーガーデン内にあるグランド・ゴルフ場。その隣は現在、工場地になっているが、かつてはこの奥地に仮設のビーチバレーボールコートが存在し、「霧島酒造オープン」を開催していた時代があった( 2000 年から2006 年)。
少しずつ人気に火が付き始めた大会は、2007 年よりファクトリーガーデン入口に特設会場を設けることになる。
それから10 年の月日が経た2018 年7月。ビーチバレーボールを発端として生まれた敷地は、「霧島ビーチパーク」として新たに生まれ変わった。 現在では、国内最高峰のトップツアーが開催されている。
そこに現れたのは、緑の芝生に囲まれた真っ白なキメの細かいオーストラリア産の砂。53.5m × 28mの広さを保ち、普段は砂場として使用できる。大人も子どもハダシになって無心で砂遊びが楽しめるビーチ空間だ。
ビーチパークの隣にあった増設工場も、焼酎工場見学施設「KIRISHIMA WALK FACTORY」へとスタイリッシュに変貌を遂げた。2 階のスカイウォークからは、里山にぽっかり現れたビーチパークを一望できる。
太陽のもと、草木に囲まれ、自然の恵みをからだで感じられる白い砂場の公園。そんな遊び場は、これからも人々で溢れかえるだろう。そんなシーンを想像するには難くない。
◎この記事と写真は2019年9月に開催された「第20回霧島酒造オープン20周年記念誌」の「20thAnniversary Story」に掲載されたものをリライトし転載いたしました。